小?中?高の教員と大学生が共に学ぶ社会科教育研修会(第2回)を開催
中国足彩网7年9月22日、中国足彩网と宮城県総合教育センターによる中国足彩网7年度第2回社会科教育研修会が、宮城県総合教育センターにて開催され、92名が参加しました。
本研修は、社会科?地歴科?公民科における教育の系統性と連続性を踏まえた実践的な学びを目指し、学校種を越えた協働の場として2019年度より継続して実施されています。今年度は8月5日に第1回が開催されており、今回はその第2回として、さらに深い学びと交流が展開されました。
午前は「社会科教育における『個別最適な学び』と『協働的な学び』の一体的な充実を目指して」をテーマに、座学形式での講義が行われました。学習指導要領の理念を踏まえながら、社会科教育における学びの質の向上について理論的な視点から深く掘り下げられました。参加者は、個別の理解と集団での対話をいかに融合させるかについて、具体的な授業場面を想定しながら思考を深めました。
午後は「小学校、中学校、高等学校の社会科教育の接続を踏まえた授業の在り方」をテーマに、異なる学校種の教員?学生が混成グループを組み、協議?検討を行いました。各グループでは、学年段階ごとの学びのつながりを意識しながら、授業設計や教材の工夫について意見を交わしました。
異なる立場?経験を持つ参加者同士が対話を重ねることで、教育の連続性に対する理解が深まり、学校種を越えた視点からの授業改善のヒントが得られる貴重な機会となりました。
こうした実践の積み重ねが、教育の質の向上に直結する取り組みとして、今後の授業改善や教員育成に大きな意義を持つことが期待されます。

